ダイアフラジンa軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方!
ダイアフラジンa軟膏は内外薬品株式会社が製造しているかゆみや皮膚炎に効く塗り薬です。薬局やドラッグストアでも売られており、1本(20g)1944円で売られています。
中身は白色のクリームとなっており、保湿クリームのように使いやすいです。そしてこのダイアフラジンa軟膏はニキビにも効果があります。
ここではダイアフラジンa軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方についてお伝えします。
ダイアフラジンa軟膏のニキビへの効果について
ダイアフラジンa軟膏には有効成分としてジフェンヒドラミン、ビタミンA油、グリチルレチン酸の3つが配合されています。
それぞれがどのように効くのかについて解説していきます。
①ジフェンヒドラミン
ジフェンヒドラミンはかゆみや湿疹を抑える塗り薬によく配合されています。このジフェンヒドラミンが浸透することで具体的にはヒスタミンというかゆみの元となる物質を抑える作用があります。
この作用によってニキビによるかゆみやニキビ跡の炎症を抑えることができるとされます。
②ビタミンA油
ビタミンA油はアンチエイジングの化粧品にも配合されていてビタミンA誘導体として働きます。ダイアフラジンa軟膏を塗りビタミンa油が浸透すると肌の新陳代謝の活性化が促されます。
これによりニキビ跡そのものを改善させることができます。また肌細胞の活性化によってシミやそばかすに対しても効果があるとされます。
③グリチルレチン酸
グリチルレチン酸は主にニキビ用の化粧水に配合されている抗炎症作用のある成分です。肌に浸透することによって赤ニキビやニキビ跡の赤みを鎮静させることができます。ジフェンヒドラミンとは違った抗炎症作用が得られます。
またグリチルリチン酸はピーリング作用があり、古い角質や毛穴の詰まりを解消することができます。また白ニキビや黒ニキビなども落とすことができます。
以上のようにダイアフラジンa軟膏はニキビに対して効果があるとされます。その他にもグリセリンやヒアルロン酸ナトリウムなどの保湿成分も含まれるので、乾燥を防ぐことができます。
ただしダイアフラジンa軟膏には殺菌作用がないので注意してください。
ダイアフラジンa軟膏のニキビへの効き目はどれくらい?
ダイアフラジンa軟膏を塗ることによってどれくらいでニキビに効くのかというと
・肌の保湿は塗ってすぐに実感できるとされています。
・黒ニキビや白ニキビなどであれば、ピーリング作用によって2~4日ほどで治ってしまいます。
・赤ニキビやニキビ跡の赤みの場合には1~2週間ほどで鎮静されていきます。またニキビのかゆみも同じくらいに軽減されていきます。
・ニキビ跡そのものの場合には1か月塗ることによって肌のターンオーバーによって改善されていきます。
以上のよにダイアフラジンa軟膏はニキビに対して効いていきます。特に炎症に対しては非常に効き目が強いとされます。
ダイアフラジンa軟膏の副作用について
ダイアフラジンa軟膏には抗生物質やステロイドなどは配合されていないので、安全性は高いとされています。
ただし稀にですが、皮膚のかゆみ、かぶれ、発疹、炎症などの症状が起こる場合があります。もし副作用が生じた場合には水で洗い流して使用は控えるようにした方がよいです。
基本的に乾燥肌や敏感肌の方は使用することができますので、安心してください。
ダイアフラジンa軟膏のニキビへの塗り方とは
ダイアフラジンa軟膏でニキビを治すための塗り方についてですが
①基本的には1日2回朝と夜の洗顔後に塗っていくようにします。化粧水や保湿クリームをお使いならそれらを使った後に塗っていきます。
②塗る際には指にそのままとるようにして、ニキビ部分にのみ塗るようにしていきます。ニキビ以外のところは塗らないようにしましょう。
③ニキビに塗ったあとはなるべく放置するようにしましょう。もし異常を感じたら使用は控えましょう。
④白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビの場合には2週間、ニキビ跡には1か月塗るようにしていきます。それでも効果がでなければ使用は控えるようにしましょう。
以上のようにダイアフラジンa軟膏はニキビに対して塗っていきます。ニキビが治った後はダイアフラジンa軟膏の使用を控えましょう。
ダイアフラジンa軟膏はビタミンAが配合されており、ニキビ跡にも効くので是非試してみる価値はあるでしょう。
ということでダイアフラジンa軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方についてでした