秋にニキビができる原因と治し方について!
秋は暑くもなく、そして寒くもないため、好きな季節に秋と答える方が多いのではないでしょうか。
しかし秋というのは意外にも肌にはダメージが多く、ニキビができやすい季節でもあります。特に顎周りや頬周りに赤ニキビができやすくなります。
ここでは秋になるとなぜニキビができやすくなるのか、その原因と治し方についてお伝えします。
秋になるとニキビができやすくなる原因
秋になるとニキビができやすくなってしまう原因というのは大きく分けて、3つあるとされます。
①季節の変わり目によるストレス
まず夏から秋になる時だけでなく、春から秋、秋から冬、冬から秋などの季節の変わり目の時にはストレスが大きく加わってしまいます。
特に自律神経が乱れることによって、肌のターンオーバー(入れ替わり)がしっかりと行われずにこもったような赤ニキビができてしまいます。
またストレスによるサインとして顎周りの肌荒れやこめかみ部分のニキビができてしまいます。
自律神経が安定するまではしっかりと睡眠をしましょう。それでも正常に戻るまで1~2週間ほどかかってしまいます。
②皮脂と汗の分泌量の低下
秋になると皮脂の分泌量が低下します。皮脂は肌の保湿や殺菌作用も兼ねているため、ある程度分泌されることでニキビの予防になります。
ただ思春期は分泌されすぎてしまい、それが毛穴の詰まりやアクネ菌の繁殖につながってしまいます。
また秋は皮脂だけでなく汗の分泌量が低下します。特にエクリン腺から分泌される運動後のサラサラした汗が減ります。
エクリン線の汗は肌の老廃物を排出する作用や肌全体を保湿する作用もあるため、その汗が流れない秋はニキビができやすくなると言えます。
③乾燥による影響
秋になると気温も湿度も低下して、乾燥しやすい季節になります。肌が乾燥すると表皮が硬化して皮脂が内部で詰まりニキビができてしまいます。
特に内側でアクネ菌が繁殖して、こもったような炎症ニキビができてしまいます。
以上のように秋のニキビがでる原因としてされます。8月の下旬から気温が一気に低下するとともにニキビができやすくなりますので、注意してください。
秋にできるニキビの治し方について
秋にはあまり皮脂分泌も低下しているため。サリチル酸を配合した薬や化粧品(プロアクティブなど)を使うと、少ない皮脂を落として肌をより乾燥させてしまいます。
そのため秋には肌を保湿させ、赤ニキビができやすいので抗炎症作用のある薬や化粧品を使うこと方が効果的とされます。
①薬
市販のニキビ薬の場合にはペアアクネクリームが挙げられます。
会社:ライオン株式会社
有効成分:イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール
効果:白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ
値段:1本(14g)883円
効き目:軽度のニキビは3日以内、赤ニキビは5~10日
抗炎症作用のイブプロフェンピコノールと殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールが赤ニキビを治します。
中身はこのように白色のクリームになっています。ペアアクネクリームはまた保湿成分も含まれているため秋による乾燥を防ぎニキビを予防します。
1日2回洗顔後に1週間塗ることによって改善されていきます。秋、また冬にできるニキビにおすすめの薬と言えるので、ぜひ試してみてください。
②化粧水
またできれば秋の乾燥する季節では保湿として化粧水を使うことをおすすめします。特に抗炎症作用のあるハトムギ化粧水などが赤ニキビにも有効でおすすめです。
会社:イミュ株式会社
効果:ニキビ跡、赤ら顔
価格:500mlで650円
有効成分:グリチルリチン酸、ハトムギエキス
ハトムギ化粧水には抗炎症作用のあるグリチルリチン酸と整肌作用のあるハトムギエキスが配合されており、秋にできはじめるニキビや肌荒れを改善します。
0.02ミリの角質層が肌の保水やバリア機能を担っているため、化粧水で角質層を整えることは乾燥の季節には非常に重要とされます。
余裕がある方は薬と一緒に1日2回洗顔後につけるようにしましょう。またニキビが治った後も予防を兼ねて使い続けましょう。
あとは睡眠や運動をして汗を流すようにして生活習慣もしっかりと改善するようにしてください。
ということで秋のニキビの原因と治し方についてでした